1)今回の研究大会で得た主な学び・気づき
/What you learn at this conference
・自分の周りでは「国際化」の定義が人それぞれで、個人の経験に基づいてプロジェクトなどを進めがちだが、所属部署、ひいては大学全体のビジョン・戦略の共有が必要だと思った。上記に加えて、理論を知ることも重要。
・大学などの教育機関の方々の様々な部署に属される方のお話を聞き、それぞれの方の立場や内部の事情についてより理解することができるようになりました。
・ほぼすべてといってよいほどの高等教育機関が何らかの国際教育プログラムを実施しているにもかかわらず、「何のために実施するのか(why)」について真剣に、じっくりと考える機会をもつことはなかなか難しい。少なくとも本研究大会への参加者はそれぞれ、このwhyを熟考、実行することの必要性を感じていらっしゃるのだと思いました。
・国際教育に関する学術的な研究や論文、セオリーがこれほどまでに多く、質が高いものがあるということに気づかされたことです。これまで業務のために漫然と国際教育や国際化について考えていましたが、こうした先行研究や事例をもっと多く知ることで国際教育の質を高めることに繋がると感じました。いろいろな発表や文献をさらにインプットしてそれを業務に還元していきたいです。
・I was impressed indeed to meet with so many people who work to enhance intercultural interactions and cooperations. Usually it is difficult to meet with such people if you are just working in your own university.
・I found this conference to be so much better for international office staff/faculty regarding training on international education and networking. People were there to learn, they are more relaxed, universities can send as many people as they want, costs are so much cheaper than NAFSA, and the primary language is Japanese. So in every angle, this conference should become the main one for all Japanese universities to send their staff/faculty for training, networking, and presenting. Much more practical and enjoyable for attendees than NAFSA.
2)今後、自らの仕事や生活に生かせると思うこと
/How you would apply your learning in your work and life
・大学組織の上のほうでは、「何のために実施するのか(why)」を考えることの必要性すら感じていないかも知れず、先ずは有志の教職員でだけでも動き始め、エビデンスを上へ上げていくことから始めようと思いました。
・理論的枠組みを実践に落とし込む際、具体的にどのように反映させたらよいかについてイメージがより湧くようになりました。今後もし自身が教育プログラムを実践する機会が得られましたら、私も理論を反映させながら組み立てて実践したいと思います。
・現在担当している業務に直接参考にできる内容がたくさんありました。早速サマープログラムの他担当者とも情報を共有し、来年度のプログラムの設計に取り入れたいと考えております。また、現在の仕事と関係なく、私自身が国際教育、異文化理解について、とても関心があると気づきました。今後転職などする際にもこの分野も検討したいと思いました。
・First of all, I would be more aware of international education as a specific branch of education. Secondly, I will collaborate with administrators more actively. Last but not least, I am imbued with a sense of urgency to continuously update myself in the rapidly changing landscape of international education.