2018年9月5~7日に国際教育にかかわる教職員向け夏期研修を開催しました。

国際教育にかかわる教職員向け夏期研修参加者
国際教育にかかわる教職員向け夏期研修参加者
大学国際化、グローバル人材育成が日本の大学にとって喫緊の課題となる中、留学生リクルート、国際アドミッション、キャンパス環境とカリキュラムの国際化などが重要な取り組み課題となっています。2018年9月5日より7日まで、こうした国際業務を推進する立場の大学教員、職員の方々35名の参加を得て有意義な研修を実施することができました。本企画は、私どもRECSIE(一般社団法人 持続可能な国際教育推進のための研究コンソーシアム)が主催し、異文化理解にかかわる研究を推進しているBRIDGE Instituteに協力をお願いて実施いたしました。協力、後援、協賛をいただいた関係機関の皆様に厚くお礼を申し上げます。
来年以降も本研修は継続して実施する計画で、2019年8月26日から28日まで名古屋で開催する予定です。(会場については南山大学にご提供いただく方向です。)

主催及び後援・連携機関

 主催  一般社団法人持続可能な国際教育推進のための研究コンソーシアム
 協力  BRIDGE Institute
科学研究費助成事業「国際教育プログラムの開発・普及・評価サイクルの構築:高大連携による学びの実質化」(研究課題:17H02688)
科学研究費助成事業「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」(研究課題:16H03784)
留学生教育学会(JAISE)
 後援  特定非営利活動法人JAFSA(国際教育交流協議会)
一般社団法人 大学行政管理学会
NPO法人学校経理研究会・大学マネジメント研究会
 協賛  株式会社JTB
株式会社 朝日ネット
フライワイヤー合同会社

開催場所:広島YMCA国際文化センター

本研修では初日(5日)に全体会合をおこないました。研修の趣旨説明のあと、渡日前入学選抜のために不可欠な課題である外国成績・資格の評価・認証(FCE)にかかわる研究会をおこないました。特に昨年12月に日本政府が承認した「東京規約」の内容や今後の展望に触れ、同時に今年3月に実施した欧州調査の報告を行いました。欧州のFCE機関から学び、日本におけるFCEのシステムを確立していくための取組み課題を共有しました。

この全体会合のあと、以下の3つのセッションに分かれてワークショップ形式で行われました。それぞれのセッションは前・後半の2回、同じ内容で繰り返し実施し、参加者は3つのテーマから2つのセッションを選んで研修をうけました。

A:国際教育における異文化理解促進
B:留学生のリクルーティングとアドミッション
C:国際教育プログラムの学習成果

各セッションの報告に関しては、参加者のうち、3名の方に報告をまとめていただきました。以下に掲載いたします。

研修参加者の声 ”全員が「新たな学びがあった」と回答”
1)研修全体の振り返り・感想 (PDF 378KB)
2)セッションA参加者の振り返り・感想 (PDF 381KB)
3)セッションC参加者の振り返り・感想 (PDF 308KB)