【東洋大学スーパーグローバル大学創成事業セミナー】1月25・26日「高等教育における外国学修歴・資格評価システムの国際比較」のご案内

1月25・26日「高等教育における外国学修歴・資格評価システムの国際比較」のご案内

日時・会場
東洋大学白山キャンパス アクセス
1月25日(水) 13:00~17:30 125記念ホール(8号館7階)
1月26日(木) 10:00~17:00 スカイホール(2号館16階)

高等教育の国際通用性を高め、多様な国・地域から留学生を受け入れるにあたり、海外で取得された「学歴」「学位」「資格」「成績」などを正確に評価することは、大学の国際化における喫緊の課題です。

近年、欧州やアジア各国の大学では、英語を教授言語とする科目を履修するだけで卒業できるコースが拡大し、日本においても多くの大学で英語による学位コースが開設され、留学生の受入れを多様化するため渡日前入学許可も拡大しつつあります。また、アジア・太平洋地域内における学生や研究者の流動性を高め、高等教育への入学・進学条件の互換性に関する原則を定める目的で、ユネスコによる「高等教育の資格の認証に関するアジア太平洋地域条約」(東京条約)が2011年に採択されています。

一方、日本の大学では、特定の日時・場所において入学試験を実施する方式も依然として行われており、欧米や豪州の書類審査による入学者選抜に比べ、志願者に大きな負担をかけています。今後は日本の大学においても、外国学歴・資格認証(Foreign Credential Evaluation;FCE)の精度を高め、卒業・成績証明書などの書類審査を中心とする選抜方式を確立していく必要があります。

このような問題意識のもと、このたび東洋大学では、大学改革支援・学位授与機構などと共に取り組んでいる科研費プロジェクト「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」の一環として、英国およびノルウェーからFCE の専門家をお招きし、各国のFCEシステムと運用についてセミナーを実施するとともに、日本の大学の国際入試にかかわる教職員のためのワークショップを開催します。

第一日目は、高等教育における外国学修歴・資格評価システムについてセミナーを実施し、日本の大学の実情に適合した外国成績・資格評価システムのあり方について、意見交換を行います。

また、第二日は、入学選抜において外国学修歴・資格評価システムを活用する際に必要な知識、スキル、評価手法を学ぶため、実践的なケーススタディを交えたワークショップを実施します。

ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。

日時・会場
東洋大学白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20) アクセス
2017年1月25日(水) 13:00~17:30 125記念ホール(8号館7階)
2017年1月26日(木) 10:00~17:00 スカイホール(2号館16階)
テーマ
「高等教育における外国学修歴 ・資格評価システムの国際比較」
スケジュール
第一日(1月25日):セミナー

13:00~17:30 125記念ホール(8号館7階)

<主催者挨拶>竹村牧男(東洋大学学長)
<来賓ご挨拶>文部科学省高等教育局国際企画室

報告 ① 13:10~13:40
「日本におけるFCEおよびNICの需要と展望」
森 利枝氏、吉川 裕美子氏
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構(NIAD-QE)

報告 ② 13:40~14:00
「日本の民間セクターにおけるFCEの試み」
白石 勝己 氏
公益財団法人アジア学生文化協会 理事・事務局長

報告 ③ 14:00~15:00
「英国の高等教育における外国学修歴・資格評価システム」
Lisa Collett 氏
Head of Global Division
The National Recognition Information Centre for the United Kingdom (UK-NARIC)

報告 ④ 15:15~16:15
「ノルウェーにおける外国学修歴・資格評価システムと難民受入れ」
Rolf Lofstad 氏
Deputy Director of Foreign Education
Norwegian Agency for Quality Assurance in Education (NOKUT)

報告 ⑤ 16:15~16:45
「オーストラリアにおける外国学修歴認証について」(仮題)
Paul Harris氏
在日オーストラリア大使館 参事官

報告 ⑥ 16:45~17:30
「アジアにおける外国学修歴認証の展望と世界規模の認証条約の可能性」
Dr. Libing Wang
Chief, Section for Educational Innovation and Skills Development (EISD)
UNESCO Asia-Pacific Regional Bureau for Education

第二日(1月26日):ワークショップ

10:00~17:00 スカイホール(2号館16階)

日本の大学で留学生選抜(留学生入試)の実務に携わっていらっしゃる教職員の方を主対象としたワークショップを実施いたします。留学生入試担当者が身につけておくべきスキルである「外国成績・資格評価(Foreign Academic Credential Evaluation)」の実務を、多くのの実例を提示しつつ伝授していただこうというワークショップです。具体的な事例をもとに、様々な「学歴」「学位」「資格」「成績」を評価する手法、必要な知識とスキルについて学びます。

参加費
無料(セミナーおよびワークショップ)
レセプション
1月25日(水)18:00から(8号館1階TRES DINING)
参加費:1,500円 
主催
科研費プロジェクト
科研基盤B「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」
(課題番号16H03784)研究代表者:芦沢真五

共催:
東洋大学
ユネスコアジア太平洋地域教育局

協力:
一般社団法人 持続可能な国際教育推進のための研究コンソーシアム

お申し込み
参加ご希望の方は、2017年1月20日(金)までに以下の東洋大学のホームページから申し込みください。
参加申込フォーム
お問い合せ
ml-sgu@toyo.jp